営業マンのテクニックの一つに、相手を褒める、と言うテクニックがあります。
如何にお客様に気分良くなって頂き、取引をして頂けるかは相手の気分次第、と言う所があります。
勿論それだけでは無いですが、相手を褒めて気分が良くなり、それが理由で契約が有利に持ち込めるのであれば、覚えておいて損はありません。
順番にご紹介していきます。
【人を褒める時の「さしすせそ」】
さ・・・最高!さすが!
し・・・知らなかった!
す・・・スゴイ!素晴らしい!
せ・・・センスがある!世界一!
そ・・・その通り!そうなんですね!
の5つとなります。
但し、
「さすが○○さんですね!そんな事知りませんでした!スゴイですね!センスありますねー!考えてみればその通りですよね!」
と、会話に全て盛り込もうとすると、嫌味な発言にしかなりませんので、程ほどに会話に入れる様にしましょう。
どちらかと言うと会話のテクニックと言うより、相槌のテクニックと言うのが正確な表現になるでしょう。
【さ・・・さすがですね!】
お客様がカッコ良い姿を見せた時や、自分を助けてくれた時にはすかさず言いましょう。
営業マンが接するお客様と言うと、大抵は部署の偉い方や立場が上の方が多いです。
もしくは私の場合で言うと、技術者の方が多いです。
そう言った時に、自分の知らないお客様、カッコ良いお客様を知れた時はすかさず
「さすがですね!」
と気分良く褒めるのがかなり効果的です。
飲み会などで上司が居る時も使えるテクニックです。
【し・・・知らなかったです!】
お客様が知識を披露している時に使用しましょう。
ルート営業の営業マンが接するお客様と言うのは、大抵は知識や経験では営業マンより豊富である事が多いです。
そういう話を聞く時に、
「知らなかったですー!」
と驚きを含めて相槌を打つと、お客様も得意げに語り出して下さるので、非常に効果的だと言えるでしょう。
ただ、闇雲に連発してしまうと、
「コイツ適当に相槌打ってるだけ…??」
「何にも知らないの?大丈夫??」
と、マイナスイメージを植え付けてしまう恐れがありますので、使い過ぎには注意が必要です。
【す・・・スゴイですね!】
これも先程記載した様に、お客様を確実に褒めたい時に効力を発揮します。
「こんなことをやったんだぜ!」
「○○な成果を出したんだぜ!!」
と言う話をされている時には、間髪入れずに相槌を打つ事でお客様は気分を良くします。
飲み会で上司を褒める時も有効でしょう。
【せ・・・センスが違いますね!】
このフレーズは使い所が難しいですが、特にお客様の身に付けているモノや服装や小物などを褒めたい時に有効だと言えるでしょう。
但しこれも、多様し過ぎるとお客様に変な印象を与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。
【そ・・・そうなんですか!】
お客様に質問をして、意外な言葉が返って来たり、想定していない答えが返って来た時に、このフレーズを使いましょう。
お客様しか知らなかった知識や事実だった場合に、お客様に優越感を与える事が出来、気分良く会話を進める事が出来るので効果的でしょう。
但し、どの様な場面でも使える言葉では無いので使いどころには注意が必要です。
【まとめ】
今回の記事で紹介したフレーズと言うのはあくまでも一例です。
褒める事に関しては様々なテクニックが存在しますし、本質的にはあなたの気持ち次第、お客様の受け留め方次第です。
一つのテクニックとして覚えておき、効果的に使える場面で使い、より良い人間関係を構築する様にしましょう!!