昨日の記事では、営業マンにとって必要な「さしすせそ」をお伝えしました。
褒める為に必要なテクニックはこの「さしすせそ」に集約されていますが、反対に、使ってしまうとお客様から距離を置かれてしまう「たちつてと」と言うモノもあります。
今日は、この「たちつてと」について紹介し、お客様とコミュニケーションを取る際には積極的に避ける様にしましょう!
【避けるべき「たちつてと」】
た・・・大したことない
ち・・・違うと思います
つ・・・つまらない
て・・適当に
と・・・とんでもない
順番にご紹介します!
【た・・・大したことない】
これを面と向かってお客様に言える人はそうそういないと思いますが、気を付けたいキーワードです。
どんな会話や文脈であっても、大した事無いと言うキーワードは相手印象に深く残ってしまい、勘違いさせ兼ねない原因になってしまいますので気を付けましょう。
特に、他人の噂話の際に使う時は要注意です。
【ち・・・違うと思います】
もし、お客様に間違いを指摘したい場合は、ストレートに言わず、まずはオブラートに包んだ言い方をするのを心掛けましょう。
時にははっきりと指摘しなければならない時も有りますが、お客さんの気分を損ねる事には間違い無いので、相手によって合わせるのが良いでしょう。
【つ・・・つまらない】
友達同士でもなかなか言わないキーワードですので、お客さんに面と向かって言う人は少ないでしょうが、あまり積極的に言うべき言葉ではありません。
【て・・適当に】
会話の流れにもよりますが、捉え方によっては本当に適当に仕事をし、前向きに仕事に取り組む事を放棄している様な言い方とも捉えられてしまいます。
また、お客様としては、「分からない事や迷っている事は決めて欲しい!」と言うのが本音にあるので、適当に=ホントに適当なの??と思わせてしまう可能性も有るので注意が必要です。
【と・・・とんでもない】
これもニュアンスによりますが、場合によってはお客様の自尊心を傷付けてしまうキーワードになってしまうので注意が必要です。
敢えて使うのであれば、自分が褒められているときに謙遜する際の「とんでもない!」位でしょう。
以上がルート営業マンが避けなければいけない、営業の「たちつてと」です。
日常生活で使っている分には問題無いキーワードもありますが、なるべくなら使わない方が良いかもしれませんね。
こういったキーワードを上手く意識する事が、仕事におけるお客様とのコミュニケーションにとって大切なので是非実践してみて下さい!