ルート営業の給料の実態とは?

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一般の営業職とは異なり、なかなか求人が出てくる事が少ない「ルート営業」。

その為、ルート営業に興味が有る方でも、給料の実態について分からない方も多いのではないでしょうか?

どれ位の給料が貰えるのかのイメージが付かないと、例え求人が有ったとしても応募するのに気が引けてしまう!と言う人も必ず出て来ると思います。

なので、今回は私自身の経験を基に、ルート営業の営業マンの給料の実態について紐解いていければと思っております!

【ルート営業の給料の相場はどのぐらいなのか?】

どの様な職種でも当てはまりますが、「会社によって給料はピンキリ」で有るので、ルート営業も一様に「この金額!」と言う事では無く、会社・業種・業態によって給料に差が出ます。

しかし、ルート営業の求人を調査すれば、ある程度、ルート営業の給料の相場を割り出す事は可能です。

【A.正社員・新卒で入社した場合】

正社員・新卒で入社した場合の相場は、大体手取りで17万円から20万円程度が相場となります。

年収となりますと、ボーナスにもよりますが、300万円前後が多いのではないでしょうか。

ですので、他の職種と比較して極端に高い給料であるとは言えないでしょう。

【B.正社員・転職で入社した場合】

正社員・転職で入社した場合の相場は、手取りで20万円から30万円程度となります。

平均すると400万円前後が多いのではないでしょうか?

勿論、中途入社をした年齢でも大きく変動しますし、営業職で実力主義制を導入している会社の場合は、営業成績によっても変動しますので、何とも言えない所ではあります。

では、基本給以外の給与はどうなっているのでしょうか??

【賞与】

賞与は状況によって大きく変動しますが、月給の1ヶ月分から3ヶ月分、場合によっては半年前後、と言う事もあります。

これは、ルート営業と言う職種による賞与の相場と言うよりは、会社・業種・業態・景気の変動などの職場環境によるモノが大きい為、あまり参考にならないかもしれません。

【昇給】

昇給は、毎年4月に給料が上がる定期昇給の会社が多いと思います。

これも売り上げや景気の変動、業界・業種によって会社毎に大小があります。

最近では昇給がストップしてしまっている会社もあり、懐事情は厳しいと言えます。

【各種手当】

他の職種と同様に、

・通勤手当

・住居手当

・残業手当

・家族手当

など各種手当が存在する会社が多いのではないでしょうか?

また残業手当については、営業職に多いのですが、残業代を毎月固定の金額で手当として払う

「みなし残業制」

を採用している会社が多いと思います。

これは、外に出て仕事をする職業柄、労働時間が不透明になりがちである事を理由に採用されている事が多いです。

私が勤めている会社も、「営業手当」として月額で固定の金額を頂く代わりに、残業代がつかない、と言う給与体系が採用されています。

【ルート営業マンで給与が高い人は何が違うのか?】

他の職業と同様に、ルート営業も社員によって給料が異なる事が多々あります。

各社員の給料に差がつく理由と原因は何なのかを紹介していきたいと思います。

【営業スキルが高い人は給料も必然的に高くなる】

ルート営業は、資格によって給料が上下変動すると言う職種ではありません。

まず一番注目されるのは、

「目標に対してどの位結果を残しているか?」

と言う所です。

営業マンの給料はこれで決まっている、と言っても過言では無いと思っています。

なので、営業スキルが高い=売り上げが高くなる傾向にあるので、目標達成率も高くなり、それがそのまま給料にも反映されるのが基本原理です。

但し、業界・業種によっては営業マンのスキルによって売り上げが決定するとは限らない業界・業種もありますので、その辺りは経営者の裁量によって大きく変わる所になります。

(特にB to Bのルート営業に多い)

【役職】

他の職業と同様に役職に就く事によって給料が上がります。

課長、部長、支店長、エリアマネージャー…

出世すれば、取締役などの役職に就く事もあり得ますので、当然の事ながら上位の役職に就けば就く程、給与は上がります。

会社によっては、役職に就く事によって本来の業務であるルート営業を行わなくなる会社もあれば、役職に就きながらもそのままルート営業を続ける会社もあり、その辺りは様々です。

私の会社では、社長も含め、役職に関係無く本来の部署の業務は引き続き行いつつ、役職に応じて、部下の育成、部署の管理などの業務が降り掛かって来るのが役職者の任務となります。

【勤続年数】

勤続年数によっても給料は上がります。

勤続年数が長いと、勤続年数分だけ定期昇給により給料が上がっていきますし、昇給についても、勤続年数によって額が変わるケースが多いでしょう。

勤続年数の長さに比例して給料が上がっていくのが、日本企業の特徴です。

【勤務地域】

地域によっては、給料に「地域手当・出張手当」が加算される可能性があります。

私の会社の場合ですと、出張手当等は当然のように付きますし、海外出張が多い業界でもありますので、海外出張は国内出張とは比べモノにならない位手当が付きます。

これは、当然社員によって差が出ますし、給料に反映されるとは言え、出張に伴って必要な経費を支払う為の費用なので、給料にそのまま反映されているのか?と言われれば微妙な所ではあります。

【まとめ】

ルート営業の給料事情に関しては、簡潔に行ってしまうと

「会社・業種・業態によって違う」

と言うのが結論です。

とは言え、基本的には上で挙げた要素が関わって来るのが実情です。

そう言った所を踏まえて、給料で選ぶのか?やりがいで選ぶのか?

考えてみては如何でしょうか?

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